テラコヤTERAKOYA
英語・英文法

現在完了と過去形の使い分け

基礎・約20分・練習問題6問

今日学ぶこと

  • 過去形と現在完了の「見ている時間」の違いを説明できる
  • 時を表す語(ago / since / so far など)から時制を決められる

解説

過去形は「過去の一点」、現在完了は「過去から今へのつながり」

過去形(I lost my key.)は、過去に起きたことを今と切り離して述べます。今その鍵がどうなっているかは分かりません。
現在完了(I have lost my key.)は「過去の出来事が今につながっている」ことを表します。この文なら「なくして、今も見つかっていない」という今の状態まで伝わります。

現在完了の3つの意味

完了・結果:I have just finished my homework.(ちょうど終えたところだ)
経験:I have visited Nara twice.(2回行ったことがある)
継続:She has lived here for ten years.(10年間ずっと住んでいる)
どの意味でも「今」が基準になっている点が共通です。

時を表す語がいちばんの手がかり

過去形と一緒に使う語:yesterday / ~ ago / last ~ / in 2020 / when ~(いつ?)など、過去のある時点をはっきり示す語。
現在完了とよく一緒に使う語:since ~ / for ~(継続)、ever / never / before / ~ times / so far(経験)、just / already / yet(完了)。
ただし for ~ は過去形とも使えます(I lived there for ten years. = 10 年住んでいた。今は住んでいない)。「今まで続いているか」で判断しましょう。
「~ ago」と現在完了は一緒に使えません。過去の出来事を When ~? で尋ねるときも、時点を尋ねるので過去形です(When did you arrive?)。

have been to と have gone to

have been to ~ は「~へ行ったことがある(経験)」または「~へ行ってきたところだ」。
have gone to ~ は「~へ行ってしまった(今ここにいない)」。主語が今ここにいないことを表します。
(アメリカ英語の会話では have gone to を「行ったことがある」の意味で使う人もいますが、入試の文法問題ではこの区別で答えます。)

例題

My brother ( ) in Osaka since 2022. ① lives ② lived ③ has lived ④ is living

解き方を見る
  1. since 2022(2022年から)という「継続」の目印がある
  2. 継続は現在完了で表す
  3. lives・is living・lived は「2022年から今まで」を表せない

答え:③ has lived

練習問題(6問)

問1

I ( ) Kyoto three times so far.

問2

She ( ) to Canada two years ago.

問3

We ( ) each other since we were in junior high school.

問4

When ( ) at the station?

問5

Ken is not here now. He ( ) to the library.

問6

How long ( ) English? — For five years, and I still study it every day.

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よくある間違い

  • yesterday や ~ ago があるのに現在完了を選んでしまう
  • know のような状態を表す動詞を進行形にしてしまう(know は進行形にしない。live は「一時的に住んでいる」なら進行形も使える)
  • have been to と have gone to の意味を逆に覚えている

復習ポイント

  • 過去の一点 → 過去形、今につながる → 現在完了
  • since / so far / ever / yet は現在完了の目印。for は「今まで続いているか」で判断
  • ago / yesterday / last ~ → 過去形。現在完了は When ~? と一緒に使わない